【猪名川】20年間放置された空き家。片付けて初めて分かったこと
第3回 物をどかすと、床が落ちていました。
約20年間放置されていた空き家。
大量に残されていた家具や生活用品を撤去し、少しずつ家の中が見えるようになってきました。
しかし、片付けを進めたことで、これまで見えなかった建物の傷みも明らかになってきました。
長年、たくさんの家具や荷物が置かれていた室内。
それらを一つずつ運び出していくと――。
床の一部が落ちてしまいました。
これは、工事のために床を剥がしたものではありません。
それまで置かれていた物を撤去し、床にかかっていた重さがなくなったことで、傷んでいた床が落ちたのです。
長年、家具や荷物に覆われていたため、片付ける前には確認することができなかった部分でした。
長期間放置された空き家では、外から見ただけでは分からない傷みが隠れていることがあります。
だからこそ、まずは家の中を片付け、建物の状態を一つひとつ確認することが大切です。
そして、状態を確認したうえで補修を進めていきました。
傷んでいた部分に手を入れ、新しい床の下地を施工。
そして――
大きく床が落ちていた場所も、きれいに直りました。
最初の状態と比べると、少しずつですが確実に「住まい」へと戻り始めています。
空き家再生は、ただ古いものを新しくするだけではありません。
片付けて初めて分かった問題にも一つずつ向き合い、必要なところを直しながら、もう一度安心して暮らせる家へとつくり直していきます。
20年間、時が止まっていたこの家。
ここから少しずつ、「壊す」工程から「直す」工程へ。
次回も、この家が変わっていく様子をご紹介します。
ぜひ、完成まで見届けてください!
【猪名川】20年間放置された空き家。床を開けて見えてきたもの
第2回 再生への第一歩は、「片付け」から。
前回ご紹介した、約20年間そのままの状態で残されていた猪名川町の空き家。
いよいよ本格的な空き家再生が始まります。
しかし、すぐにリフォーム工事へ取り掛かれるわけではありません。
まず最初に行ったのは、家の中に残された大量の家具や家電、食器、生活用品などの撤去です。
家の中には、当時の暮らしがそのまま残されていました。
家具や家電だけでなく、食器や日用品など細かなものまで数多く残されています。
一つひとつ分別しながら、家の外へ運び出していきます。
そして、撤去したものを外へ運び出してみると――。
これだけの量になりました。
長い年月放置された空き家では、残置物の量が非常に多く、
「片付けるだけでも大変だから……」と、そのままになってしまうケースもあります。
しかし、空き家を再生するためには、まず建物の状態をしっかり確認できるところまで片付けることが大切です。
大量の残置物がなくなったことで、ようやくこの家本来の姿が見えてきました。
そして、ここから次の工程へ。
いよいよ、建物内部のリフォームが始まります。
次回は、これまで隠れていた建物の内部を見ていきます。
【猪名川】20年間放置された空き家。再生スタート
20年間、時が止まっていた家。ここから再生が始まります。
今回から、新たな「猪名川町の空き家再生」の様子をシリーズでご紹介していきます。
今回再生するのは、約20年間、そのままの状態で置かれてきた一軒家。
長い年月の間、人の出入りがほとんどなく、建物の周囲には木々や草が生い茂り、室内にも衣類や家具、生活用品などが数多く残された状態でした。
玄関を開けると、そこには当時の暮らしがそのまま残っています。
「この家、本当に再生できるの?」
写真を見て、そう感じる方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、空き家は古くなったからといって、必ずしも壊すしかないわけではありません。
建物の状態を確認し、残せるところは活かしながら、片付け、解体、補修、そしてリフォームへ。
一つひとつ手を加えていくことで、長い間眠っていた家に、もう一度新しい役割を与えることができます。
今回の物件も、まずは大量に残された家財道具などの撤去からスタート。
ここからどんな住まいへと生まれ変わっていくのか——。
約20年間、時が止まっていた空き家の再生が、いよいよ始まります。
今後も、片付けや解体、工事中の様子、そして完成まで、リアルなリフォームの過程をシリーズでお届けしていきます。
ぜひ完成まで見届けてください!
第20回:収納とは、モノのおうちを決めること
すべてのモノに帰る場所を
使ったあとにモノが出たままになるのは、だらしなさだけが原因ではありません。どこへ戻せばよいか決まっていなければ、片づけようとしても手が止まります。
残すと決めたモノには、一つずつ定位置をつくります。そこがモノにとっての「おうち」です。
使う場所の近くへ収める
定位置は、見た目だけでなく毎日の動きに合わせて決めます。玄関で使うものは玄関へ、料理に使うものは台所へ。
戻すまでの動作が少ないほど、自然に片づく仕組みになります。家族が使うモノは、誰にでも分かる場所を選びましょう。
収納は、モノへの敬意を表す時間
引き出しへ押し込むのではなく、見渡せるように並べる。服をたたみ、バッグの形を整え、道具をきれいにして戻す。
今日も役立ってくれたモノを休ませるように収めると、持ち物を以前より丁寧に扱えるようになります。
モノのおうちが決まると、家全体が落ち着き、暮らす人の心にも戻れる場所が生まれます。
第19回:片づけは、本当に好きなモノを見つける自分の棚卸し
持っている理由を確かめる
便利だから、流行っていたから、勧められたから。家にあるモノの中には、自分の「好き」以外の理由で迎えたものもあります。
一つずつ手に取り、「なぜ私はこれを持っているのだろう」と尋ねると、自分の選び方の癖が見えてきます。
好きなモノに共通するもの
残したいモノを並べると、色、素材、形、使い心地などに共通点が見つかることがあります。
その共通点は、自分らしさを知る手がかりです。インテリアや服選びだけでなく、これからの買い物にも役立ちます。
好きが分かると、迷いが減る
自分の基準が分からないと、評判や価格に引かれてモノを増やしがちです。本当に好きなものが分かれば、迎える前に自分の暮らしに合うかを考えられます。
片づけは、過去の持ち物を整理しながら、未来の選択を軽くする棚卸しでもあります。
好きなモノを見つけることは、自分自身をもう一度知り、大切にすることです。